こんにちは。パン教室ゆっこぱん講師のYuccoです。
今回はヘルシーな「豆腐パン」の作り方です。
小麦粉を減らして糖質オフ。
ダイエット中にもおすすめのパンです。
目次
豆腐パン 分量
【分量】
材料A
豆腐(絹ごし) 100g
強力粉 90g
ドライイースト 4g
はちみつ 35g
牛乳 40g
材料B
強力粉 90g
塩 2g
サラダオイル 12g
豆腐パン 作り方 動画
材料はきちんと計量しましょう。
準備ができたら早速動画を見ながら作ってみましょう。
写真付きの詳しい解説はこの下へ。
豆腐パン 作り方 手順
計量
材料を計量します。写真のように配置しましょう。
はちみつはドライイーストにつかないようにしてください。
牛乳は少し温めてから使います。
ただし60度を超えるとドライイーストが死滅してしまいますので、ほんのり温かいくらいの温度にします。
混ぜる
材料A(大きいボール)に牛乳を入れ、全体を混ぜます。
豆腐もくずして混ぜます。
豆腐は水切りしなくて良いです。
そのまま入れてください。
豆腐のかたまりをヘラでつぶすように混ぜます。
大きな豆腐のかたまりがなくなったら、残りの材料B(小さいボール)を入れ混ぜます。
こねる
粉っぽさがなくなったら手でまとめます。
ひとまとまりになったら、サラダオイルを入れます。
ギュッと生地をつかむようにしてこねます。
オイルがなじんだら生地をボールから取り出します。
台の上にこすりつけるようにしてこねます。
生地のゴツゴツ感がなくなり、少しなめらかになってきたら、たたきます。
豆腐が入っているのでべたつきます。
たたいた後、生地が台にくっついてしまうので、
スケッパーで生地をすくい上げてください。
生地の弾力を確認します。
表面を張らせるようにして丸めます。
指で表面を押してみて、はね返りがあればOKです。
はね返って来ない場合
生地を丸め直して、表面に張りを作りましょう。
それでもはね返って来ない場合
もう一度最初のこねに戻ってこねてください。
生地を左右に転がしながらこねます。
生地のキメを整えます。
生地を薄く伸ばして生地の状態を確認します。
切れなければこね上がりです。
表面を張らせるようにして生地を丸めます。
一次発酵
ボールに戻してラップをかけ発酵させます。
あたたかいところで30分ほど休ませましょう。
フィンガーテスト
一次発酵が終わったら発酵状態を確認します。
指に強力粉を付けて生地に穴を開けます。
穴が閉じてこなければ発酵完了です。
穴が閉じてしまったらラップをかけて発酵を延長してください。
拳でやさしくガスを抜きます。
生地が手の甲にくっついてしまう場合は、強力粉を薄くつけてからガスを抜いてください。
生地をボールから出して、分割します。
8等分にします。
目分量ではなく、スケールを使って計量しましょう。
焼成時、焼き加減にばらつきが出てしまいます。
もう一度手のひらでガスを抜き、丸めます。
今回の生地はべたつきやすいので、台の上で転がして丸めるとやりやすいです。
猫の手のように指を軽く折り曲げて、生地をコロコロ転がします。
ベンチタイム
すべて生地を丸めたら、ラップをかぶせて10分ほど休ませます。
ベンチタイムの間にブリオッシュ型にバターを塗っておきます。
刷毛で隅々まで塗ってください。
今回はブリオッシュ型を使っていますが、
型を使わずに焼いても良いです。
成形
手のひらでガスを抜き、丸め直します。
型の真ん中にとじ目を下にして入れます。
べたつく場合は、手に少し粉を振って成形してください。
二次発酵
天板の上に並べてラップをかけます。
あたたかいところで30分ほど発酵させます。
仕上げ 焼成
発酵が終わったら生地がひとまわり大きくなります。
生地をオーブンから出したら、200度に予熱を入れましょう。
ラップを取り、溶き卵を塗ります。
溶き卵をたくさん塗りすぎると、型と生地の間に入り込んでしまい、
型から外しにくくなります。
黒ゴマをのせます。
指に溶き卵を少し付けてから、黒ゴマを指先に付けます。
指先に付いた黒ゴマを生地の上に軽く押すようにして付けます。
ゴマをパラパラと振りかけるより、見た目がそろって綺麗です。
200度に予熱したオーブンで14分焼成します。
焼き上がったら、熱いうちに型から外します。
ミトンや軍手を使って、やけどに注意してください。
完成です。
お疲れ様でした。
型について
今回はブリオッシュの型に入れて焼きましたが、型がない場合は不要です。
成形の時に丸め直したら、天板に間隔を空けて並べて二次発酵です。
今回使用した型
使用した型の素材・・・ブリキ
使用した型のサイズ
ブリオッシュ型 10ウェーブ
直径 約8㎝
高さ 約2.2㎝
同じものではないですが、こちらの型が近い形だと思います。
↓ ↓ ↓
ブリキ型の空焼き(初めて使う時)
初めて型を使う時には、空焼き をする必要があります。
空焼きをすることによって、工場で加工される際などに付着した油を焼き切ることができます。
機械の油のようなにおいがしますので、必ず最初は空焼きをしましょう。
① 型をオーブンに入れ、200度にセットします。
② 何も塗らずに10分ほど焼きます。(機械の油や汚れを焼き切るため)
③ 一度取り出して、冷めたら油を塗ります。
④ 200度のオーブンで10分~15分焼きます。(型離れをよくします。)
型のお手入れ(使用後)
使用した型はブリキでできています。ブリキは熱伝導もよく、型離れも悪くないですが、お手入れの必要があります。
① 粗熱が取れるのを待ちます。
② やわらかいスポンジで洗剤をつけて洗います。
きれいに汚れを落としてください。
③ 水気をしっかり拭き取り、オーブンの余熱で水分を完全に飛ばします。
④ 完全に乾燥してから保管してください。
長く使わない時には少し油を塗ってから袋に入れて保管すると良いです。
お手入れが不要な型
空焼きは面倒、使用後のお手入れも大変だという方はこちらがおススメ。
フッ素加工されているのでお手入れが楽!!
型離れも良い!!
使い始めに空焼きをする必要もありません。
空焼きをすると、加工が取れてしまうのでご注意ください。
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