初心者でも失敗しない「クリームパン」のレシピ 破裂しない成形のコツは?

クリームパン 菓子パン レシピ
クリームパン

こんにちは。パン教室ゆっこぱん講師のYuccoです。

本日のメニューはクリームパン。
大人も子供も大好きな定番のパンの作り方をご紹介します。

菓子パン生地のレシピ 分量

【分量】6個分
強力粉 160g
砂糖 15g
ドライイースト3g
卵 25g
水 70g
塩 2g
バター 20g

材料の詳細については、こちらの「テーブルパン」の記事に載せていますので参考にしてください。

クリームパンの作り方 動画

材料が計量できたら早速動画を見ながら作ってみましょう。

クリームパンの作り方手順 写真付

1. 生地を台にすりつけるようにしてこねます。

2. 生地がべたべたしなくなったら、丸めます。

3. 生地を指で押してみて弾力があるかチェックします。  はね返りがあればOKです。なければもう少し伸ばしてこねる、を続けましょう。

4. 生地をたたきます。

5. 生地を転がしてこねます。

6. 生地を薄く伸ばして切れなければ、できあがりです。

7. 生地の表面を張らせるようにして丸めます。

8. 一次発酵 ラップをかけて30分あたたかいところで休ませましょう。

オーブンの発酵機能を使っても良いです。

9. 発酵後、生地がふくらみました。

10. 指で生地に穴をあけて、指の跡がとじてこなければ発酵完了です。

11. 拳でガスをやさしく抜きます。

12. 計量して生地を分割します。(上の分量は6個分です。動画は倍量です。)

13. もう一度ガスを抜き、生地の表面を張らせるようにして丸めます。手の上で丸めています。

14. ガスを抜き、台の上で生地を転がして丸めています。13と14は方法は違いますが、同じ「丸め」なので、どちらでもやりやすい方で丸めましょう。

15. ラップをかけて生地を常温で休ませます。ベンチタイム10分くらい。
 (動画にはラップをかけるシーンがありませんm(__)m)

16. 成形。10c×15cmくらいの縦長の楕円形に広げます。

17. カスタードを生地の片側にのせます。

18. 半分におりたたみ、生地のふちをしっかりくっつけます。

19. スケッパーで4カ所、1.5cmくらいの長さの切り込みを入れます。

20. 天板に間隔を空けて並べます。ラップをかけて二次発酵。あたたかいところで20分ほど生地を発酵させます。(オーブンの発酵機能を使っても良いです。)

~ 発酵が終わったらオーブンの予熱を入れましょう ~

21. 膨らんだ生地の表面に溶き卵を塗ります。(生地に使った卵の残りを使います。)

22. アーモンドスライスをのせます。(省略可)

22. 焼成 210度に温めたオーブンで13分焼成します。

カスタードクリームのレシピ 分量

※ クリームパン6個分に合わせた分量です。

卵黄 2個
砂糖 40~50g
バニラオイル 少々
薄力粉 20g
牛乳200g

カスタードクリームは家にある材料でいつでも作れます。
バニラオイルはなければ省略可能です。

カスタードクリームの作り方 動画

カスタードクリームの作り方手順 写真付

クリームパンはカスタードクリームがたっぷり入ったものが美味しいですよね。たっぷりのクリームを包んで作れるのは手作りならでは!

1. 鍋で牛乳200gを 沸騰する直前まで温めます。

2. 卵黄と砂糖をボールに入れ、白っぽくなるまで泡だて器で混ぜます。

3. ふるった薄力粉20gを加えて混ぜます。

4. 温めた牛乳を数回に分けて入れ、混ぜます。

5. バニラオイルを入れ、混ぜます。

6. ざるで、こしながら鍋に戻します。

7. 火にかけて木べらでよく混ぜると、少しずつかたまってきます。

8. かたまったら、さらにクリーム状になるまで混ぜます。
 (焦げやすいので鍋肌にくっついたクリームをこそげ取りながら混ぜましょう。)

上はかたまり始め、下はクリーム状になったところです。
写真で見比べると違いがよくわかります。
クリーム状になったら、火を止めます。

9. バットに入れます。

10. ラップを密着させて、上から保冷剤などをのせて冷やします。


カスタードクリームは火にかけると固まってトロッとしてきます。そのあと、また固まったところが少しゆるくなりますので、クリーム状になったら完成です。

クリームパンの失敗と対処法

手作りのクリームパンですが、こんな失敗をしたことはありませんか?

焼いた後、カスタードクリームが出てきてしまった…

とじ目にカスタードクリームがつかないように!!

注意しなければならないのは、成形の時のカスタードクリームの包み方です。包むときにとじ目にカスタードクリームがついてしまうと、とじ目がくっつかなくなり発酵や焼成時にとじ目が開いてきてしまいます。手にカスタードクリームがついてしまったときには必ず手を拭いてから成形しましょう。そうするととじ目からカスタードクリームがあふれることが少なくなります。

カスタードクリームを包むときに空気が入らないように!!

成形時にカスタードクリームを包んで、生地を半分に折りたたみます。折りたたんだ生地の間にカスタードクリームだけ入ればよいのですが、空気が入ってしまうと破裂しやすくなりますので注意してください。

グローブのような形になるように切り込みを入れる!!

クリームパンはなぜグローブのような形をしているかというと、パン生地を発酵させた際にできてしまう空洞をなくすためのようです。

空洞をなくすことによって、びっちりカスタードクリームの入ったクリームパンができます。そうすることで食べる人の満足度を上げることができるので、このような形になりました。確かに、空洞があったら、「もっとカスタードクリーム入れて!」と思いますね。

このグローブのような形にするには、スケッパーでとじ目側に切り込みを4~5か所入れます。発酵時に空洞ができない、つまり破裂しにくくなりますのでこの形に成形すると失敗しにくくなります。

パン教室のご案内

埼玉県川口市にてパン教室ゆっこぱんを開催しております。
(川口駅より徒歩5分)

コースではなく単発でお好きなメニューでレッスンができますので「クリームパン」をリクエストの上お申し込みください。

パン教室で習ってみたいけど、クリームパンを習得するためには
・全6回のコースを受講しなければならない、
・基礎コースが終了してからではないと受講できない、
などパン教室ではすぐに習えないこともあります。

パン教室「ゆっこぱん」では、習いたいパンを習いたい時に受講できます。
単発の受講OK
1回だけでもレッスンできます。

こちらは生徒さま作クリームパン。初めてのクリームパンです。

ひとつも破裂することなく、カスタードがパンパンのクリームパンができました。
初めてでも失敗することなくクリームパンが作れます。
レッスンご希望の場合はお問い合わせください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました