目次
「シナモンロール」を焼くポイント
・生地の伸ばし方
生地は大きく、きれいな四角形に伸ばす。
生地の厚さを均等にする方法を解説!!
・伸ばす生地の大きさは出来上がりのサイズから決める。
出来上がりの生地から逆算する方法。
・シナモンシュガーが落ちないように溶かしバターを使う。
・アイシングの固さは、固すぎず、ゆるすぎず。
ちょうどよい固さとは?
以上のことに注意して、基本のシナモンロールを作ってみましょう!
以下手順のところで詳しく解説します。
材料
シナモンロール 8個分
【パン生地】
材料A
強力粉 100g
砂糖 20g
卵 25g
ドライイースト 3g
スキムミルク 7g
水 115g
材料B
強力粉 100g
塩 3g
無塩バター 20g
【シナモンシュガー】
溶かしバター 10g
シナモンパウダー 小さじ2
グラニュー糖 大さじ2
【アイシング】
粉砂糖 大さじ6
水 小さじ2
動画で見る「シナモンロール」の作り方
作り方 手順
ドライイーストから離した位置に卵を入れます。
※ ドライイーストに先に卵が触れると、膨らみが悪くなることがあります。
ドライイーストに向けて水を入れます。
とろみがつくまで、ヘラでよく混ぜます。
ダマがなくなったら、材料Bを入れて、さらに混ぜます。
こねる
ひとまとまりになったら、台の上に生地を出します。
遠くに伸ばすようにして、こねます。
生地をたたいて、まとめます。
生地を右側からつかみ、写真の向きのように手を返します。
遠心力で生地が伸びたところを、台にたたきつけるようにします。
生地を丸めます。
生地を底へ向かって引っ張るようにして、表面を張らせます。
一次発酵
ラップをかけて、あたたかいところで発酵させます。
オーブンの発酵機能を使う場合は、40度25分~
シナモンシュガーを準備しておく
シナモンパウダーと、グラニュー糖を混ぜ合わせておく。
バターをレンジで加熱して、溶かしておく。
フィンガーテスト・ガス抜き
発酵の状態を確認します。
強力粉を指に付けて、生地に穴を開けます。(底に付くまで押す)
穴が閉じてこなければ発酵完了。
優しく生地を押しガスを抜きます。
ベンチタイム
生地を丸め直して、ラップをかけて10分ほど休ませます。
成形
生地を四角く伸ばします。
生地を伸ばす時は、麺棒を真ん中から外側へ転がします。
初めに真ん中から上方向へ向かって転がしたら、
次は、真ん中から下へ、
麺棒を真ん中に戻し、縦にして、真ん中から右へ。
真ん中から左へ。
この後、斜め上へ、対角線の斜め下へ。
反対側の斜め上へ、対角線の斜め下へ。
というように、8方向麺棒を転がして、四角く広げます。
下の図のように、片側から反対方向へ麺棒を転がすと、生地の厚みが均一にならないので、必ず真ん中から外側へ向かって転がすようにしましょう!
横32㎝×縦25㎝くらいの四角形になるように伸ばします。
麺棒で生地を伸ばした後、四角形に形を整えます。
生地の四つ角を引っ張って、角を作ろうとすると、生地が薄くなってしまいます。生地の要らない部分を、足りない部分に移動させるようにして、形を整えます。
出来上がりのイメージは、赤の四角
黒い部分を水色の部分に移動するようにして、四角形を整えます。
生地の幅は、出来上がりのサイズから決める。
幅を何センチに伸ばすのか、レシピを見返さないと!ではなく、
出来上がりのサイズを4㎝にするのであれば、4×8㎝で幅32㎝にすればよい。
生地を広げたら、溶かしバターを塗ります。
端は、1㎝ほど塗らずに残します。
シナモンシュガーをかけて、カードで全体にのばします。
手前から生地をくるくると巻きます。
とじ目をしっかりととじ、とじ目を底にして、カットします。
カットする場所の目印を付けます。
カットして、断面を上にして、アルミカップの上に並べます。
上から軽く手で押して、形を整えます。
二次発酵
間隔を空けて、天板に並べます。
ラップをかけて、二次発酵です。
オーブンの発酵機能を使う場合は40度に設定し、25分~
仕上げ
オーブンを200度に予熱しておきます。
溶き卵を塗ります。
焼成
200度に予熱したオーブンで、15分焼成します。
仕上げ
粗熱が取れたら、アイシングをかけます。
上からアイシングを落とした時に、細い線が描けるようであればOK
水が多くて、ゆるすぎると、白色が残らないので、固さに注意!!
まとめ
・生地の伸ばし方
生地は大きく、きれいな四角形に伸ばす。
生地の厚さを均等にするには、角を引っ張らずに、移動させるようにする。
・伸ばす生地の大きさは出来上がりのサイズから決める。
出来上がりの生地から逆算する。
・シナモンシュガーが落ちないように溶かしバターを使う。
カットした時に、シナモンシュガーが落ちなくなります。
・アイシングの固さは、固すぎず、ゆるすぎず。
ちょうどよい固さとは、上から落とした時に、細い線を描いて落ちる。
ゆるすぎると、固まったときに、白さが残りません。
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