こんにちは。
パン教室ゆっこぱん講師のYuccoです。
今日は「ピタパン」をご紹介します。
目次
ピタパン 材料
【材料】6個分
A
強力粉 125g
ドライイースト 4g
砂糖 10g
水 160g
B
強力粉 125g
塩 5g
オリーブオイル 20g
ピタパン レシピ動画
材料を計量したら早速動画を見ながら作ってみましょう。
ピタパン 作り方 手順
混ぜる
材料Aのボールのドライイーストをめがけて水を入れます。
水は少し温めて、ぬるいと感じるくらいの温度にしておきます。
ヘラで全体をかき混ぜます。
最初はダマっぽくなっていますが、徐々に滑らかになってきます。
材料Bを入れます。
粉っぽさがなくなるまで良く混ぜます。
まとまってきたら、手でひとまとまりにします。
こねる
生地を台の上にこすりつけるようにして、こねます。
生地がなめらかになってきたら、オリーブオイルを入れます。
油脂が混ざりやすくなるように、生地を分割しておきます。
生地をギュッとつかむようにして油脂を練りこみます。
ボールの底にオリーブオイルがなくなったら、台の上に出します。
最初と同じように、片手で伸ばしながらこねます。
オリーブオイルで生地が滑るので、反対側の手でつかみながらこねます。
オリーブオイルがなじんでくると生地がすべらなくなります。
生地をたたきます。
片手でつかんで、生地を上から落とすように叩きつけます。
左右に転がしながらこねます。
長い距離をこねられるように、弧を描くように動かします。
一次発酵
生地の状態を確認します。
薄く伸ばして切れなければOKです。
ボールに入れてラップをかけて、30分ほど発酵させます。
オーブンの発酵機能を使う場合は、40度に設定してください。
生地の温度により、発酵時間は前後しますので、
発酵の状態を見ながら時間を調整します。
発酵完了の見極めは、フィンガーテストへ。
フィンガーテスト ガス抜き
発酵時間が終わったら、フィンガーテストをして発酵状態を確認します。
穴が閉じてこなければ発酵完了です。
穴が閉じてしまったら、ラップをかけて発酵時間を延長します。
拳で優しく生地を押し、ガスを抜きます。
分割 丸め
生地を取り出して、6分割にします。
分割後、計量して、生地の重さを合わせましょう。
手のひらで優しく押してガスを抜き、丸めます。
ベンチタイム
ラップをかけて、常温のまま10~20分休ませます。
休ませることによって、生地が緩まり、成形しやすくなります。
成形
麺棒で12cmの円形に広げます。
麺棒は、
上→下→右→左→斜め上→斜め下 というように順番に
中央から外側へ向けて転がすと綺麗な円になります。
天板の上に、裏面を上にして並べます。
パンマットをかけて、裏面の水分が吸収されるようにします。
10分ほど休ませます。
裏面がサラサラになったら、生地をひっくり返します。
裏面が湿っていないと、火の通りが早くなり、きれいに膨らみます。
仕上げ
オーブンを予熱しておきます。230度
天板も入れたまま、予熱します。
天板はひっくり返して入れば、逆さまで入れて予熱します。
オーブンの天板のヘリが熱を遮るので、逆さまにして使っています。
段ボールや、まな板等の上にオーブンシートを敷き、その上に生地をのせます。
霧吹きで水をかけます。
生地をシートごと滑らせるようにして、オーブンの天板の上に入れます。
焼成時間は、7~10分です。
動画では10分焼いています。
わたしは木のまな板か段ボールを使っていますが、下のような木の板もあります。
ピタパン 膨らまない原因と対処法
ピタパンを焼いたけど膨らまない場合は、以下のことを試してください。
成形の時に麺棒で強く伸ばさない
麺棒で生地を伸ばすことで生地が傷みます。
何度も何度も麺棒を転がして伸ばすのではなく、生地がゆるむまで休ませ(ベンチタイム)、生地を伸びやすくしてから、やさしく伸ばしましょう。
焼成前に生地の裏面を乾燥させる
生地の裏面に早く火が通るように、生地の裏面を乾燥させてから焼成します。
わたしも何度も失敗しましたが、この方法でかなり膨らみます。
焼成前に生地の表面に霧吹きをする
表面に霧吹きをすることで、表面の火の通りを遅らせます。
家庭用のオーブンでは、上からの火が強いので、通常は表面の方が早く火が通ります。
表面の火の通りを遅らせ、裏面の火の通りを早めることで、中に空洞ができる時の表と裏の生地の厚みが同じになるよう調整します。
オーブン予熱時に天板も予熱する
裏面を乾燥させるだけでなく、オーブンの予熱時に天板も予熱することで火の通りを早めます。
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