あんぱんにきれいな焼き色が付かない…
ゴマを振りかけたけど、まわりに散らばってしまう…
目次
上手に「あんぱん」を焼くポイント
ポイントをおさえて、パン屋さんみたいなきれいな「あんぱん」を焼いてみよう!
◎きれいな焼き色を付けるには生地の配合が重要!!
生地の配合は、卵と砂糖が入っているか?
オーブンの予熱は200度。
しっかりと予熱してから焼こう!
◎上手に包餡(具材を包む)する方法
あんこ冷蔵庫でひやし、先に丸めておく。
あんこを包むときに、とじめにあんこが付かないようにする。
◎中央に黒ゴマをきれいにつける方法
黒ゴマは振りかけるのではなく、付ける!
以下手順のところで詳しく解説します。
材料
あんぱん 8個分
材料A
強力粉 100g
砂糖 20g
卵 25g
ドライイースト 3g
スキムミルク 7g
水 115g
材料B
強力粉 100g
塩 3g
無塩バター 20g
あんこ 180g~200g
動画で見る「あんぱん」の作り方
作り方 手順
混ぜる
ドライイーストから離した位置に卵を入れます。
※ ドライイーストに先に卵が触れると、膨らみが悪くなることがあります。
ドライイーストに向けて水を入れます。
ヘラで混ぜ合わせます。
とろみがつくまで、よく混ぜてください。
ダマがなくなったら、材料Bを入れて、さらに混ぜます。
こねる
ひとまとまりになったら、台の上に生地を出します。
遠くに伸ばすようにして、こねます。
あまり力を入れすぎないように注意!
体重をのせるのではなく、横方向へ伸ばす意識でこねます。
生地をたたいて、まとめます。
生地を右側からつかみ、写真の向きのように手を返します。
遠心力で生地が伸びたところを、台にたたきつけるようにします。
生地を丸めます。
生地を底へ向かって引っ張るようにして、表面を張らせます。
一次発酵
ラップをかけて、あたたかいところで発酵させます。
オーブンの発酵機能を使う場合は、40度に設定し25分~
あんこを準備しておく
あんこは、冷蔵庫で冷やして、かためておきます。
水分が少ないものを使用しましょう。
1つ約30gほどです。
丸めておくと、包餡しやすくなります。
フィンガーテスト・ガス抜き
発酵の状態を確認します。
強力粉を指に付けて、生地に穴を開けます。(底に付くまで押す)
穴が閉じてこなければ発酵完了。
優しく生地を押しガスを抜きます。
分割
生地を取り出して、全体の重さを計ります。
8等分に分割します。
生地を優しく押してガスを抜きます。
表面を張らせるようにして丸めます。
裏(底の部分)のとじ目をつまんで、とじます。
ベンチタイム
ラップをかけて、常温で10分ほど休ませます。
成形
軽くたたいてガスを抜き、広げます。
真ん中にあんこを置きます。
上下の生地をくっつけて、
左右の生地をくっつける。
斜めの生地同士もくっつける。
最後に、とじ目をつまんで閉じます。
形を整える場合は、軽く転がして丸くします。
転がしすぎると、上の生地が薄くなってしまうので、やりすぎないように注意!!
黒ゴマをつける
黒ゴマを真ん中に振りかけると、ゴマが散らばって綺麗にくっつきません。
以下の手順でゴマを付けると、パン屋さんみたいなきれいなあんぱんになります。
霧吹き等で台の上を軽く濡らす。
濡れた台の上に、あんぱんをひっくり返して置く。
黒ゴマを付けたい方が、水に触れるようにします。
真ん中だけに、黒ゴマが付きます。
台の上に置き、手で上から押さえて、つぶします。
二次発酵
天板に間隔を空けて並べます。
40度のオーブンで、30分ほど発酵させます。
スチームを入れられる場合は、ラップをせずに発酵します。
スチームを入れられない場合は、ラップをかけて発酵します。
仕上げ
溶き卵を塗ります。
溶き卵は、生地を作るときに余ったものでOK
焼成
200度に予熱したオーブンで、13分~15分焼成。
焼き色を見ながら、焼成時間を調整してください。
つやつやのあんぱんの出来上がり!