初心者向け「明太子フランス」のレシピ 混ぜるだけ簡単明太バターの作り方

明太フランス フランスパン レシピ
明太フランス

子供のおやつにも、お酒のお供にもよい「明太子フランス」

焼きあがったらたっぷり明太子バターを。再度5分くらい焼くとバターがなじんでサクッとジュワ―っと美味しい明太子フランスの出来上がり。

初心者向けの簡単な成形方法。初めてのパン作りでも失敗しない作り方です。

フランスパン生地 材料

【分量】8本分  

※ 天板2枚分の分量です。1段焼きの場合は半量で作ってください。

フランスパン粉(リスドォルを使っています) 200g
ドライイースト 6g
砂糖 10g
スキムミルク 10g
水 250g

☆ フランスパン粉(リスドォル) 200g
☆ 塩 6g
☆ 無塩バター10g

明太子バター(フィリング)の材料

【分量】

明太子 60g
無塩バター 60g
マヨネーズ 60g(省略可)

マヨネーズを使わない場合は、明太子60g、バター60gに少々オリーブオイルを入れてのばします。

明太子フランス 作り方動画

計量ができたら、早速動画を見ながら作ってみましょう。

作り方 写真付き工程 解説

混ぜる ~ こねる ~ 一次発酵

1. 水をドライイーストに向けて投入します。

2. とろみがついてダマがなくなったら☆の材料を入れます。

3. 粉がボールの底になくなってきたら、生地をボールから出します。

4. 生地をこね台にこすりつけるようにして伸ばします。べたついても気にしないで弾力がつくまでこねましょう。

5. 生地がまとまって弾力がつき、つるんとしてきました。

6. 表面を張らせるようにして丸めます。

7. 生地の表面を指で押してみて、指の跡がじわっと消えればOKです。指の跡がずっと残るようであればもう少しこねます。

指の跡が消えない場合は、生地の表面がきちんと張っているか確認して再度丸め直してみてください。
それでもはね返って来ない場合はこねが足りません。

8. 生地を両手で左右に転がしながらこねます。 Vの字を描くようにしてこねます。

9. 生地を薄く伸ばしてみて切れなければOKです。これがグルテン膜です。伸ばして切れてしまうようであれば、生地をたたいてグルテン膜を強化しましょう。

10. 表面を張らせるようにして丸め、ボールに入れて発酵します。

~ 一次発酵 ~
(あたたかいところで30分ほど発酵させます)

フィンガーテスト・ガス抜き(パンチ)

11. 発酵が終わったらフィンガーテストをします。指に強力粉をつけて生地に穴をあけ、穴が閉じてこなければ発酵完了です。

穴がしぼんできてしまったらラップを戻して発酵時間を延長してください。5分くらい延長して、もう一度同じように生地に穴をあけて確認してみましょう。

12. 拳で優しくガスを抜きます。

生地がべたべたと拳についてしまう時は、強力粉を手に付けてからガスを抜きます。

13. 生地を8等分にします。はかりを使って計量し、重さを合わせましょう。

目分量で分けると大きさにバラつきが出てしまいます。
大きさが違うと焼き加減も変わりますので、きちんと計量しましょう。

14. 表面を張らせるようにして丸めます。ガスは軽く散らすようにします。

15. 底のとじ目をつまんで閉じます。

ベンチタイム

16. ラップをかけて10分~15分おきます。 (ベンチタイム

ラップはくっつきやすいので粉をふってから使うか、パンマット(キャンバス地の布)を使っても良いです。

成形

17. 丸めた生地を1つ取り、ひっくり返してとじ目を上にします。手のひらで軽くたたいて円形に広げます。

18. 生地をくるくると巻き、とじ目をつまんで閉じます。

19. 2分21秒 手で転がして長さを出します。25cmくらいになるようにします。

天板の幅におさまるように調整してください。

20. とじ目の部分を奥に押し、もう一度とじ目を閉じます。こうすることによって、生地に張りができ、クープが開きやすくなります。

21. 軽く転がしてとじ目をなじませます。成形完了です。
  天板に並べて、ラップをかけて30分ほど発酵させます。

二次発酵 ~ 焼成

 あたたかいところで30分ほど発酵させます。

22. 茶こしで 強力粉を振りかけます。

23. クープを入れます。両端を1cmくらい残して真ん中に1本入れます。生地が引きつれないようにクープナイフを寝かせて使います。皮を1枚ずつ切るようにします。切れていないところは優しくなぞって切り込みを深くしていきます。

深さは5mmくらいになるように入れましょう。浅すぎるとクープが開かず横割れします。深すぎると火の通り方が変わってしまいます。

24. リーブオイルを切り込みに塗ります。クープが開きやすくなります。

クープが大きく開くと明太子フィリングを塗るスペースが大きくなり見た目も綺麗です。

~ 焼成 ~
(200度に予熱したオーブンで18分焼成します。)

焼成後 仕上げ

26. 焼成中に明太子バターを作っておきます。常温に戻したバターを練り、クリーム状になった になったら、マヨネーズと明太子を合わせます。明太子の皮は入れません。

27. 焼き上がったら、あら熱を取り、真ん中に切り込みを入れます。

28. 明太子バターを切り込みの中に塗ります。
  クープが開いた上の部分にも塗りましょう。端までたっぷり塗りましょう。 

29. 天板に並べ、220度のオーブンで5分焼きます。トースター焼いても良いです。 明太子バターを塗ってから再度焼くことで、バターが染みた明太フランスになります。

すぐに食べない時は、明太子バターを塗らずにカットしたフランスパンを保存(冷凍も可)しておき、食べるときに明太子バターを塗ってトースターで焼いてお召し上がりください。

明太子バター(フィリング)の作り方

1. バターを常温に戻します。生地を計量するときに分量のバターを冷蔵庫から出しておきます。

2. 泡だて器でクリーム状になるまで練ります。泡だて器が使いにくい場合はゴムベラを使っても良いです。

3. クリーム状になったらマヨネーズと皮をとった明太子を加えます。
(たらこでもOK)

4. 泡だて器でダマがなくなるまでよく混ぜ合わせます。

クープナイフについて

最後に生地を切るための「クープナイフ」
包丁などで代用することもできますが、高額なものではないので1つあると便利だと思います。切れ味は全然違います!

私は替え刃のないタイプのクープナイフを使っています。
替え刃はありませんが、もう2年くらい使っていますが切れ味は良いです。

替え刃があるタイプもあります。

生地のこね方(参考)

こね方については「基本のパン生地 こね方」動画を参考にしてください。

わからない時は…

川口市のパン教室でも「明太子フランス」を作れます。
レッスンで作ってみたい方はお問い合わせください。
質問なども受付しておりますので、お気軽にお問合せください。

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